わが家にはルンバが2台います。
先代のi7、新入りのi3、どちらも毎日の生活に欠かせない存在✨
本記事では、そんなルンバ2台を実際に毎日使用している筆者まるたが、
2台のルンバを比較して違いをレポしていきます。
こちらの記事は2021年6月23日に作成した記事です。
記事内の価格などは、その当時のものです。
また、現在はルンバi3がアップデートし、スマートマップ作成が可能になっています。
i3とi7の違いって何?
こちらが、わが家のルンバ。
i3とi7の大きな違いは下記3点です。
- 価格
- カメラを使ったナビゲーションシステムの有無
- 本体デザイン
それではひとつずつ見ていきましょう!
①価格
アイロボットストア公式価格で比較してみます。
i7とi3で、約4万円の違いがあります。
i7の販売が開始されたのは、2019年2月。
ルンバ史上最も賢いモデルとして、間取りを学習できるマッピング機能が初導入されました。
i3は、この2年後に、i7の性能を引き継ぎながらも価格を抑えたモデルとして2021年2月に販売開始されました。
★2台の共通しているパフォーマンス
- 吸引力
- 清掃パターン
- ダスト容器の水洗い可能
上記のように2台は共通している部分もあり、ブラシ等の消耗品、交換パーツも同じものを使用しています。
では、4万円の違いは何なの??
それは、カメラによる間取りの自動学習機能があるかどうか!だと思います。
②カメラを使ったナビゲーションシステムの有無
i7のボディ上部には、ナビゲーションシステム用のカメラが搭載されています。
これは、i3には搭載されていない機能です。
このナビゲーションシステムが搭載されているメリットは、
家の間取りをルンバが学習し、記憶した上で、各部屋のマッピングを行ってくれることです。
i7は、このマッピング機能により、各部屋をより効率的に清掃することが可能となっています。
こちらは、i7が実際にマッピングしたわが家の間取りです。
ルンバが通れるところだけマッピングされる為、不思議な形の部分もありますが、ほぼ実際の間取りに近い形でマッピングされています。
このマッピング機能により認識された間取りは、『iRobot Home』アプリから確認することができ、様々な清掃パターンをルンバに指示することが可能となっています。
マッピング機能がすごいのはわかったけど、
これがあると、なにが良いの?
マッピング機能を使ってできること
- 『寝室だけ清掃』など、ピンポイントで清掃することができる
- 各部屋を時間帯で分けて清掃できる
- 各部屋を、どの順番で清掃するか指定できる
- 進入禁止エリアの設定ができる
今はこの部屋だけ清掃したい!とか、すべて清掃するけどこの部屋はもう少しだけ使うから、最後に回ってきてほしいなど、様々な指示に対応してくれます!
これが意外と使えて、何かと助かる便利な機能なんです。
一方i3は、このマッピング機能は搭載していないため、基本的に部屋を選んでの清掃は行うことができません。
もしi3で部屋を選んで清掃したいときは、別売のバーチャルウォール(赤外線でルンバの進入を防いでくれる付属品)を用意したり、都度ドアを閉めたりして物理的にルンバが入れないようにする工夫が必要です。
i7のマッピング機能を使った清掃の設定方法
清掃の設定はアプリからとても簡単に行えます。
アプリの清掃画面を開くと、どの部屋を清掃したいか選択画面が出てくるので、
2部屋だけ清掃したいという時は、その2部屋を選択すればOK。
すべての部屋を清掃したい場合はすべて清掃のボタンをONにすればOK。
各部屋に順番をつけて清掃したいときは、希望の順番で選択すれば、その順番通りにルンバが清掃に回ってくれます。
そもそも、i7はどうやって間取りをマッピングしているの?
マップは、ルンバに実際に部屋を掃除してもらうことで徐々に作成されていきます。
初回から、清掃と同時に間取りも学習していき、掃除を数回完了すると自動でマップが完成されます。
✓ 初回清掃前のアプリには、下記のようなアナウンスが表示され、まだマップができていないことがわかります。
✓ 数回の清掃を完了させると、アプリには下記のようなアナウンスが表示され、マッピング作業が完了したことを通知してくれます。
ルンバのマッピングが完了した後は、マップを自分好みに編集したりカスタマイズすることが可能です!
各部屋に『寝室』・『廊下』などわかりやすいように名称を付けて区切ったり、
ルンバに入ってほしくない箇所は進入禁止エリア(赤い斜線部分)を設定することが可能です。
✓ 部屋の名称の設定は、プルダウンから簡単に選択できます。
オリジナルの名称を付けることも可能です。
アプリからなので、感覚的に簡単にカスタマイズができます。
部屋の中をさらに区切ることもできるので、その家の清掃スタイルに合わせたカスタマイズが可能です!
効率的な清掃時
i3とi7で、同じフロアを清掃させたことがありますが、i7のほうが清掃時間が短時間で終了します。
これはi7がマッピング機能を使用して、より効率的なルートを走っているためです。
i3のナビゲーションシステムは?
ところで、マッピング機能がないi3は、どうやって走行しているの?
i3は、カメラを搭載していない代わりに、『フロアトラッキングセンサー』というセンサーで、移動距離を把握しながら各部屋を移動しています。
一般的な2LDKくらいの間取りまでであれば移動が可能とのこと。
わが家では、リビングダイニング、キッチン、洋室があるフロアを掃除してくれています。
i7と比べると少し時間はかかりますが、隅まできちんと清掃してくれますし、
清掃終了後も迷うことなくホームまで戻ってきてくれますよ。
③本体デザイン
最後に、本体デザインの違いを比較してみます。
i7は、光沢があってかっこいいメタリックなデザイン。
光によく反射し、キラッと輝くボディです。
メカ感があるので、無骨で無機質感が特徴のインダストリアル系インテリア等ともよく合います。
一方、i3は、おしゃれなファブリック調で柔らかさのあるデザイン。
ほこりも目立ちにくく、指紋もつきにくいボディです。
ナチュラルな見た目でどんなインテリアにもよく馴染みます。
本体の見た目の違いは、このメタリックなデザインか、ファブリック調のデザインか、
というのが一番大きな違いだと思います。
というのも、他の部分はとても似ているからなんです。
こちらは、ダスト容器の取り出しボタンをPUSHして、開けたところです。
位置や大きさはほぼ一緒です。
中に入っているダスト容器もほぼ同じです。
ダスト容器の取り出しボタンの位置(ゴミ箱マーク部分)もほぼ同じデザイン、同じ位置ですね。
i7と、i3は、同じ『iシリーズ』なので、共通している部分が多く、
2台持っていても、ほぼ同じ操作感で使用できるのが嬉しいところです。
こちらは前面のバンパー部分。こちらもほぼ同じデザインですね。
裏返してみても、大きな違いはありません。
ちなみに、左がi7、右がi3です。
裏っ返してしまうとどちらがどちらかわからなくなってしまいますが、
i7は中央部分に少し白文字の記載部分があり、大きな違いはその部分くらいでした。
コチラは横からみた2台です。
i3(右側)は、裏面に文字がない代わりなのか、側面に少し文字の記載がありました。
後ろ姿もほぼ一緒な見た目です。
ちなみに、左がi7、右がi3です。
このように、この2台の見た目は、とても似ている部分が多いです。
見た目の部分でいうと、
やはり表面デザインが一番大きな違いなので、メタリックなデザインか、ファブリック調のデザインか、そこがポイントになると思います。
まとめ
今回は、ルンバi7とi3の違いを比較してみました。
i7とi3の大きな違い3点
- 価格
- カメラを使ったナビゲーションシステムの有無
- 本体デザイン
i7は、高価格なだけあって、やはり非常に使い勝手の良いモデルだと感じます。
個人的には、マッピングシステムを使った清掃がとっても便利!
清掃の順番を指定したり、部屋を選んで清掃したりというのは毎回のように利用していますし、進入禁止エリアの設定をアプリから手軽にサクッと行えるのも使い勝手がよく、やはりi7は非常に優れているなと感じます。
一方、i3も複雑な間取りでなければ、i7と同じ吸引力、清掃パターンで清掃を行ってくれます。
マッピングシステムを必要としないような間取りや清掃スケジュールであれば、i7と変わらない使用感で使えるので、むしろi3の方が価格的にもおすすめです。
実際、わが家では、やや複雑な間取りの方をi7担当、簡単な間取りの方をi3担当にし、2台それぞれ機能を生かせるように使用しています。
i7の担当エリア
- 廊下、洗面所、寝室、書斎
- お風呂場、玄関、階段部分を進入禁止エリアに設定
- 部屋ごとに時間を分けて清掃することが多い
- その日によって清掃スケジュールもまちまち
i3の担当エリア
- リビングダイニング、キッチン、洋室
- 進入禁止エリアなし
- 一回ですべて清掃が可能なフロア
i3とi7、それぞれ良いところがあるので、間取りと生活スタイルに合わせてルンバの性能をより生かせる方を選びたいですね✨
\わが家も使用している本体のみのタイプはこちら/
\自動ゴミ収集があるタイプはこちら/
最後までご覧くださりありがとうございました✨